バッハのインヴェンションを習い始めるとほとんどの生徒さんが難易度についていけなくなり、壁にぶつかるとのこと。
私はまだインヴェンションを指導したことはないのですが、
今月号の(9月号)の月間ムジカノーヴァを読んで「インヴェンションの壁」を知りました。
振り返ると、インヴェンションやシンフォニアといったポリフォニーの作品は練習方法も今までとは少し変わります。
「メロディー」と「伴奏」といった感じではなくて、
Sp、Alt、Ten、Bassそれぞれが独立したメロディーですからね。「パっと弾く」ということは少し難しいです。
曲の分析をして、構成を把握して主題や対旋律がどこの声部に登場して..などなど、いろんな理解が必要になってきます。
なので精神力や忍耐力、体力まで使うので生徒からしたら耐性がつくまではしんどいでしかないカモ。。(日本語)
今お預かりしている生徒さんは習い始めなので、数年後に教えることになるかなぁと、ムジカノーヴァを読みながらドキドキワクワク。楽しみですが、この「壁」をどう楽しむか、楽しませるか課題です(笑)
ちょうど、先月からインヴェンションとシンフォニアの理解を深めようと個人的に勉強しようとしていたので、この9月号は結構タイムリーでした!
J.S.バッハ好きの恩師にも連絡をしてしまい、すごく恐縮ですが、丁寧に分析の参考書籍を教えて頂き感謝でした。
まだ指導まで行きついていないのに(笑)
ヘンレ版が届いたら分析内容をブログ更新していこうと思います。(完全なる私の趣味になります)
バッハの謎解きは楽しいです。
2021.9.9
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