本人の「ピアノ習ってみたい」が肝心
こんにちは。投稿者サカタです(*’▽’)
最近は少子化に伴いピアノを習う子どもも減ったように思います。
ここ沖縄県では他府県に比べてもピアノを両手で弾けて中学校の合唱コンクールで伴奏できるような生徒も少ないと感じています。
「ピアノを習いたい」と思う子が非常に少ないということは、ピアノ・音楽に触れる機会が幼少期から少ないのでは。(゚∀゚)と思います。
中には親御さんの熱意からピアノ教室に通わせて嫌になって辞めるパターンなんかも。。
そもそも、ピアノが弾けるからといって人生になんの意味もないと思っている方も多いのではないでしょうか。
いやいや、音楽は教養ですよ。(/・ω・)/
ピアノや音楽教育を無意味だと思っている方やピアノを子どもに習わせようかどうかで迷っている方に届いてほしい。が、私の文章力が乏しいから響かないかもしれません。。。<(_ _)>
本題へ。
私は親がクラシック音楽が好きで幼い頃からカセットテープやCDでクラシックのオーケストラやピアノ・フルートなどの演奏が家にいたら聴こえていました。
テレビなんかでもNHKのクラシック番組なんかも自然と流れていたので自然と鑑賞していました。
母親も趣味でピアノをポロポロ弾くので、やはり自然と「私もピアノ弾いてみたい」欲が湧いてきたものです。
小学校上がる前に電子ピアノが家に来たときは喜びでウキウキでした。(/・ω・)/
母親は何度か私の「ピアノ習いたい」という発言をスルーしていて、本気度を測っていたとか。(゚∀゚)
ピアノのお月謝も高いし、私は当時、兵庫県の淡路島にいたのでピアノ教室もどこが良いのか分からず
とりあえず、母が私に色々と教えてくれました。
とても厳しかったです。色んなピアノの先生に出逢いましたが、母が一番こわかったです。(゚∀゚)
「そこで辞めるならそこまでだ」「高いお月謝を払うのだからやる気があれば習わせてあげても良い」
とのことで、母はあえて強めに私にピアノレッスンをしていたようです。
私は早く次の曲が弾きたくて、宿題も次々とやっていたそうです。私自身もそれはよく覚えていて、
本当に‛好き’で始めたピアノ🎹♬
まさか音大へ進学するとは私以外(笑)、誰も思っていませんでした。
もちろん、習い始めの入り口はどんなきっかけでも良いかと思いますが、
本人の意欲って大切だなと感じます。意欲がないと壁にぶつかった時に乗り越えヅライかな。
好きでやっていると、どうも頑張れるような気がします。でも、周りのサポートも大切な気がします。
ピアノを習うということは忍耐力や想像力やコミュニケーション力まで養われていくということ
子どもは中々の確率で忍耐力がありません。それが子どもです。成長につれて忍耐力がついていくのだと思います。
ピアノをやっていると、難しいパッセージや難しいリズムに出逢います。
その際、「もういいや」と投げ出して諦める子と、楽譜と向き合って何度も同じパッセージを弾いて練習したり、リズムは分かるまで数えたり
出来るまでやってみる諦めない子がいます。
1回のレッスンでできなくても、レッスンを重ねていくことで理解できていきます。
昔は先生が一方的に指導するというスタイルのレッスンが主流だったと思いますが。
(というか、ピアノの先生がこわくて何も言えない)
今の時代、子どもたちはどこが分からないのかストレートにため口で伝えてくれます。
こちらも子どもたちからの質問に1つ1つ丁寧に答えていきます。
1回のレッスンでは出来ないことが多いです。しかし、好きな子は2回目のレッスンで見違えるほど上手になってレッスンにやってきます。
ピアノの先生としてはその成長がとても眩しく、嬉しいのです。親御さんもそうではないでしょうか。
私のレッスンは比較的、丁寧な対話で行っていると思います。「敬語なんていらないから、思考を教えてちょうだいね」と。(そこに至らないレッスンもあります涙)
いろんな思い・考えが聞けるので斬新で面白く、こちらも学ぶことがあるものです。
1曲を仕上げるために忍耐力・想像力と力を使い、先生に対して「自分はこういう考えで、こういう弾き方をしている」と伝えるというコミュニケーション力。また、弾き方が違えば新しい知識を先生から教えられるので、子どもは新たに知識を得ることができ、考え方も広がっていくと思います。
音楽は歴史や文化・算数といった他教科との繋がりもあるので
音楽を通して沢山のことが学べるのです。音楽は教養です。なかなか深いものです。
そして何か1つでも特技があるといいですよね。
ピアノを弾くということは人の気持ちを考えるということ
音楽は教養です。音楽を通してたくさんのことが学べます。
1曲1曲の作品にはそれぞれ作者の思いが込められています。
そのため、1曲を完成させるにはただ「譜面通りに弾けたから良し」ではナンセンス。
なぜこの作品が作られたのか、作曲背景や時代背景も学び、その上で演奏するのです。
また、この作品を聴く人に良さを伝えるには、作曲者が伝えたいことは何か。いろいろと考えるのです。
既に書いたと思いますが、演奏中には想像力も発揮されるわけです。作曲者の想いや聴いている立場の人の気持ちを考えながら演奏を組み立てていく。
音楽をする人は優しくないとダメですな(゚∀゚)
なので、情操教育といわれているのですね。要は心の教育です。
楽器がもらえるピアノ教室音楽家はもちろん変な人が多いですが心がしっかりあります。(傾向の話( ´艸`))
今話題のプログラミング教育も大切かもしれませんが、音楽で人を育てるのは結構おすすめですね。
お金で買えない価値があると思います。
サカタ
<(_ _)>
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2024.5.29
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